画材は良質な栄養です

画材、特に透明水彩絵具が好きです。趣味は混色表作りです。

クサカベさんのハルモニアと通常色で混色あそび

こんにちは、Mioです。

ものすごーーーーーーーく遅ればせながら、ハルモニア(初代)をお裾分け頂いたので色々と遊んでみました!

 

国産の定番品だからいつでも買えるというクサカベさんの優しさに甘えすぎてたみたいだね…

 

▼目次

 

 

すでに素敵すぎる色見本と作例がwebには溢れておりますが、一応混色前の色の確認ということで、私の色見本もぺたりとしようと思います。

 

ハルモニア(初代)の色見本

 

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あれ…?なんか、へん?

 

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間違えてる…

 

そう、ご指摘を受けるまで、ダスクスカイとウィッチボルドーを逆に並べて勘違いしたまま使っておりました…

 

Mioさんて、そんなのばっかり…だよね…

 

というわけで、このあとの混色表もダスクスカイとウィッチボルドーの並びが逆になっております(※表記は直しています)のでご注意頂ければ幸いに思います🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️💦

 

ちなみに、今回混色表作りに使用した通常色(すべてクサカベ製)は7色。この7という数字は、枯葉さんのブログを参考に選出しました。

まずはどの色から買えば良いのか迷った時にとても参考になる記事ですのでぜひご覧ください◎

 

 

それでは、通常色とハルモニアを混色してみましょう!

 

 

ハルモニア × 通常色の混色表

混色に使用したのはクサカベ製の

  • 208 バーントアンバー(PBr7)
  • 194 ルビーレッド(PV19)
  • 139 イエローオーカー(PY42)
  • 124 パーマネントイエローライト(PY1)
  • 062 ビリジャン[ネオ](PG7)
  • 035 モナストラルブルー(PB15。多分フタロブルーレッドシェード)
  • 022 ウルトラマリンライト(PB29)

の7色です。

 

こんな感じになりました。

 

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元々キレイなハルモニアが、さらに違った表情を見せてくれました…!個人的にはバーントアンバーやイエローオーカーなど、土性顔料との組み合わせが好みです。

 

今回は見た目が大体 1 : 1 くらいになるように混色しましたが、比率によってさらに多くのバリエーションを楽しめそうです◎

 

不思議な変化 ーーミントベリル × ルビーレッド

興味深かったのはミントベリル(PB28, PY138)とルビーレッド(PV19)の混色。

 

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えっ…なんで こんなに 変わったの…?

 

 


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ルビーレッドは紫みの赤ですが、PY138の影響で少し赤寄りに色が転んだように見えます。

また、ミントベリルに含まれるPB28の色味を確認してみたところ、水色みが強いコバルト系顔料であることがわかりました。


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PB28には水色系から赤みの青までたくさんの色幅があります。なので、沈殿した水色系顔料の上にPV19+PY138による赤みの色が重なることで、(重色による効果として)水色〜青紫までの幅広い粒状化が見られたのかなと想像しました。

 

あくまでもMioさんの私見だから、正解かどうかはわからないけどね。

 

 

絵具って面白い!顔料って面白い!!と、改めて感じた混色実験でした◎

 

 

それではまた!